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 カフェに入ってすぐに、彼女が別の客と会話を始めたのです。
一体なにごとかな?と思ったのですが、どうやら知り合いにあったらしいのです。
サラリーマン風で、スーツを着込んでいる自分より少し年上の男性だったように見えました。
仕事の関係の知り合いなのかな?それとも友達なのかな?、この時は大して気に留めることもしなかったのです。
「久しぶりに友達に会ったの、ご一緒しても大丈夫ですか?」
正直2人だけで話したかったのですが、そのことを言うと、この関係が壊れてしまいそうな気がして、渋々承知していきました。
その男性を交えて、3人で会話していく事になったのですが、かなり気分は落ちていました。
その男のことを紹介されたのですが、何でも結構有名なところで仕事をしていると言うのです。
正直男に興味がありませんでしたから、軽く流して聞いていたのですが、2人は自分と親しそうに話をしていました。
早くこの男がいなくなってくれることを祈りながら、その姿を呆然と眺めていたのです。
すると、セミナーの話になっていったのですが、まさか宗教の勧誘かなにかか?と思ってしまいました。
余計な事に関わりたくない自分としては、あまり口を出すことをしませんでした。
これから勉強会があるから一緒に行かないか?と2人で盛り上がっているのです。
さらに自分にもそれを向けてくるのですから、ますます怪しい雰囲気が漂っていました。
自分はちょっと電話をかけてくると言って店の外に出て、そのまま逃走しました。
宗教の勧誘か、またはネットワークビジネスのようなものなのかは分らなかったのですが、どう考えてもまともではありませんでした。

誘われた先のカフェでいた、知り合いという男、余りにも出来すぎていねと思いませんか?
自分は危険を察知して、すぐに駅に向かって電車に飛び乗っていました。